アライアンスとは似ているが異なる概念として、各航空会社には提携航空会社があります。
(アライアンスについては、こちらの記事をご確認ください(アライアンスとはどんなもので、どんな種類があるのか?)。
提携航空会社とは、一言で言えばアライアンスと同じく、コードシェア便を運航したり、マイレージサービスを一部共通化してマイルの利用が可能にしたりするなどの関係性をもつ、つまりは提携する航空会社です。一方で、各航空会社との提携内容は様々であるため、例えばコードシェア便は運航しているものの、マイルの共通化は行われていないなど、一部のコンテンツが提携していない場合もあり得ます。
以下、それぞれANAとJALが提携する主な航空会社を紹介します。なお、提携は成立・解消がそれなりの頻度で行われますので、航空券を取得する際などは注意が必要です。
まず前提として、それぞれが所属するアライアンスに含まれる航空会社は、全て広義には提携航空会社と言ってよいでしょう。アライアンスは言うなれば「提携する航空会社の集まり」ですので、所属していれば提携しているという見方が正しいでしょう。
<ANAの提携航空会社>
ANAは所属する航空会社が最も多いアライアンスであるスターアライアンスに所属しているため、提携航空会社が多いということになります。スターアライアンス所属以外のANA公式サイトに掲載されている主な提携航空会社は、以下になります。
- 吉祥航空(中国。スターアライアンスのコネクティングパートナー)
- ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア。スカイチーム)
- マカオ航空(中国マカオ)
- フィリピン航空(フィリピン)
- ベトナム航空(ベトナム。スカイチーム)
- ユーロウイングス(ドイツ)
- ヴァージン・アトランティック航空(イギリス。スカイチーム)
- エア・ドロミティ(イタリア)
- エティハド航空(アラブ首長国連邦)
所属するアライアンス以外の航空会社とも提携は多いということになります。
以前はANAホールディングスの子会社が運営するLCCであるバニラ・エアと提携航空会社の関係にありましたが、バニラ・エアが運航終了したため、提携は解消されています。
またANAと、これも子会社が運航するPeach Aviationはオフィシャルに「提携航空会社」と定めてはいませんが、ANAのマイルをピーチポイントに変換して航空券を取得できるなど、一定の提携を行っています。
なお、ANAの公式HPの「提携航空会社」には明記されていませんが、エア・ドゥとは共同運航便を運航する関係にあります。他にも、公式HPに明記されていない提携航空会社の組み合わせがありますので、旅程を考える際にはご注意ください。
<JALの提携航空会社>
JALは所属するアライアンスであるワンワールドにそれほど多くの航空会社が加盟しておらず、かつ提携航空会社もANAと比較して少なくなっております。ワンワールド所属以外のJAL公式サイトに掲載されている主な提携航空会社は、以下になります。
- ハワイアン航空(アメリカ)
- LATAM航空(チリ)
- エールフランス航空(フランス。スカイチーム)
- エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)
- 中国東方航空(中国。スカイチーム)
- 大韓航空(韓国。スカイチーム)
- ビスタラ(インド)
- ジェットスター・ジャパン(日本)
特に、日本のLCCであるジェットスター・ジャパンは日本航空株式会社の子会社が運航しており、提携航空会社となっております。
なお、JALの公式HPの提携航空会社には明記されていませんが、ZIP AIRはJALの子会社が運航しているLCCであり、ZIP AIRポイントとJALマイルは相互交換ができるなど、提携航空会社と言えます。他にも公式HPに明記されていない提携航空会社の組み合わせがありますので、変わった旅程を考える際にはよくご注意ください。



