クレジットカード

航空系クレカの選び方(2/2):ANA、JAL別の実用向けおすすめカード

クレジットカードを取得する目的は、ほぼ「クレジットカードを発行することでマイルを貯めること」ことと「マイルを効率よく貯める」でしかありません。この後者について、ANAとJALそれぞれのおすすめのクレジットカードを解説します。前者については、こちらの記事をご覧ください(航空系クレカの選び方(1/2):加入によるキャンペーンマイルを狙う場合)。

<効率よくマイルを稼ぐため>

クレジットカードは、航空系だけに絞っても様々な種類がありますが、その中でも効率よくマイルを貯めるためのクレジットカードを選ぶ必要があります。

クレジットカードを選ぶ際にはいろいろな要素がありますが、ことマイルを貯めるという点にフォーカスすれば、「年会費」「決済時の還元率」「ボーナスマイル比率」「継続プレゼントマイル」が特に重要になります。他にも「入会後ボーナスマイル」や、「航空券購入時の追加マイル」なども要素としてありますが、フライトなどの比重が大きければ、あまり大きな要素にはなり得ません。

なお、航空系クレジットカードの取得は早ければ早いほどよいでしょう。どのみちマイルを貯めるのであれば、普段の決済で1円でも多く航空系クレジットカードで決済すべきです。もちろん、ANAでマイルを貯めるならANAのカード、JALでマイルを貯めるならJALのカードをそれぞれ発行しましょう。特に上級会員を目指す方なら、後々の審査を前倒しにする目的と、効率的かつ快適に修行をするため(カードラウンジが使える等)に、先んじて取得しておくメリットは大きいです。

航空会社発行のクレジットカードは様々なものがありますが、基本的には年会費に応じて還元率が上がったり、また搭乗ボーナスやマイルへの変換効率が上がったりします。その他、他企業とコラボレーションをして、当該企業のサービスをお得に利用できるカード(SuicaやTOKYU POINTなど)もあります。

それをふまえて、ANAとJALでおすすめのカードをそれぞれ紹介します。

<ANAでマイルを稼ぎやすいカード>

おすすめのANAクレジットカード

「ANA JCBワイドカード+10マイルコース」
年会費:カード7,975円+10マイルコース5,500円=13,475円
決済還元率:100円=1マイル
ANA航空券購入時:100円=1.5マイル
入会・継続マイル:2,000マイル
搭乗ボーナスマイル:25%

上記のデータは全てゴールドカードとほぼ同等(ANA航空券購入がゴールドカードの場合2マイルな点のみ差分)で、かつ年会費は「ANA JCBワイドゴールドカード」が15,400円であることを加味すると、コストパフォーマンスに優れるのはANA JCBワイドカードを10マイルコースにすることでしょう。ただし、その差額約2,000円でゴールドカードにできるため、保険付帯などを重視したいならゴールドカードにするという選択肢はあり得ます。なお、その場合はVISAでもMasterでも年会費は同じ15,400円ですが、JCBには同等かつメトロポイントなども貯まる「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」があるので、2,000円足してゴールドカードにするなら、「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」がおすすめです。ちなみに、VISAやMasterでなくJCBをおすすめする理由は、10マイルコース(決済還元率2倍コース)の年会費がJCBだけ2割ほど安いからです。

なお、学生は上記のカードを原則発行できないので、在学期間中年会費無料の「ANAカード(学生用)JCBカード」とするとよいでしょう。VISAやMasterにも学生カードはありますが、還元率が100円=1マイルとなっているのはJCBのみです(他は200円=1マイル)。

<JALでマイルを稼ぎやすいカード>

おすすめのJALクレジットカード

「CLUB-Aカード JALカードSuica+ショッピングマイル・プレミアム」(JCB)
年会費:カード11,000円+ショッピングマイル・プレミアム4,950円=15,950円
決済還元率:100円=1マイル
入会・継続搭乗マイル:5,000マイル、2,000マイル
搭乗ボーナスマイル:25%

ANAと較べて年会費が若干高いJALカードですが、それでもANAと同じく下から2番目のランクであるCLUB-Aカードを選択するのがコストパフォーマンスに優れるでしょう。ANAと同じように決済時の還元率を倍増させるオプションを有料で課金すれば、上位ランクのカードとのマイル関連の数値上の差分は全くなくなり(一部アメックスなどを除く)、保険付帯などのマイルを関連以外が差分になります。

加えて、JALカードSuicaにチャージするとマイルが貯まる(10万円分チャージで最大1,000マイル)ため、その機能が無料で付けられるのなら付けない理由はありません(年会費などはJAL JCBカードと同じ)。ただし、Suica定期券としては運用できないため注意が必要です。ちなみに、ANAとは違いVISAやMasterでもショッピングマイル・プレミアム(決済還元率2倍)の年会費はJCBと同じです。しかし、Suicaの機能を付けられるのがJCBだけなので、ここではJCBをおすすめします。なお、VISAとMasterはTOKYU POINT提携しているカードを発行できます。他にも、JCBは小田急グループのポイント(OP=小田急ポイント)と提携したカードを発行できるので、路線によってはそれらのカードも視野に入るでしょう。

そして、20代なら「JAL CLUB EST」という機能をCLUB-Aカードには5,500円で追加できます(ゴールド、プラチナでは2,200円、普通カードでは5,500円)。このJAL CLUB ESTでは、まず毎年2,500マイルが無条件でプレゼントされる他、入会時・初回搭乗時のボーナスもそれぞれ追加で1,000マイル、ボーナスマイルも5%プラス、ショッピングマイルにも自動入会、更に年間5回サクララウンジ利用可能チケット、マイル有効期限延長、ビジネスクラスチェックインなど5,500円とは思えない機能が大量に付与されます。カード年会費がCLUB-Aの場合は11,000円なので合計16,500円の年会費になりますが、付与されるマイルを考えると費用対効果は抜群です。そのため、20代なら「CLUB-Aカード JALカードSuica+JAL CLUB EST」という組み合わせでカードを発行することが一番よい選択となります。この選択をした場合、30代になるとJAL CLUB ESTからショッピングプレミアムにオプションを変えるだけで済むので、カードブランドの変更をせずに簡単にカードを切り替えられます。

なお、JAL航空券などを購入しても、一部のANAカードのように追加のマイルが獲得できないのは、JAL一般カードもゴールドカードも共通です。プラチナからは100円=2マイル取得できますが、そのためだけにプラチナを選択するのは費用対効果が悪すぎます。

そしてJALには学生向けとして「学生専用JALカードnavi」を展開しており、JCB、VISA、Masterのブランドから選べます。年会費や還元率などの機能はどのブランドでも全く変わらないので、どれを選んでもよいでしょう。

もしゴールドカードに拘るなら、「CLUB-Aゴールドカード JAL・JCBカード」をおすすめします。MasterやVisaと年会費は同じですが、JCBは生涯・疾病治療費用・賠償責任がそれぞれ最大300万円、1億円とかなり高額になります(他社はそれぞれ150万円、2,000万円)。また「CLUB-Aゴールドカード(JALカードSuica)」とすると年会費が3,300円追加でかかり、かつ保険の補償額も減少するのであまりおすすめできません。そのため、シンプルなJCBのゴールドカードがおすすめです。なお、20代なら同様にJAL CLUB ESTの機能をつけることをお勧めします。CLUB-Aカードと異なり2,200円で追加できるので、大変お得です。

次の記事:上級会員におすすめの航空系クレジットカードの考え方
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