本稿では、ANA、JAL別に上級会員向けのクレジットカードを紹介します。
大きくローコストなものと、マイルを引き続き稼ぐためのカードに二分されます。どちらかというとおすすめはマイルを稼ぐためのカードになりますが、いずれも紹介していきます。そもそもの上級会員のためのクレジットカードの選び方については、こちらの記事をご覧ください(上級会員におすすめの航空系クレジットカードの考え方)。
<ANA スーパーフライヤーズカード(ローコスト)>
「ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)」
年会費:カード11,275円
決済還元率:200円=1マイル
入会マイル;0マイル
継続マイル:2,000マイル
特別マイル:0マイル
搭乗ボーナスマイル:35%
ライフソリューションサービスボーナスマイル積算率:200%
※1 特別マイルとは、(毎年更新時にブロンズ以上のステイタスを保有していた場合に得られるマイルです。
※2 ライフソリューションサービスボーナスマイル積算率とは、ANAが展開する各種サービス利用時に得られるマイルに関する積算率です。
SFCにおける一般カードは、普通のANAカードにおけるワイドカード相当のランクと言ってよいでしょう。なお、SFCには普通のANAカードの「一般カード」相当のランクはありません。そのためこの一般カードが、年会費は11,000円ですが選択できるカードの中で最も安価になります。この価格帯では、JCB、VISA、Masterの3つのブランドが横並びで選択可能です。
なお、上級会員到達以前に保有しているカードがゴールドカードやプレミアムカードであった場合でも、ダウングレードは可能です。詳細はANAのHPなどをご確認ください。
<ANA スーパーフライヤーズカード(マイル等を稼ぐ)>

「ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム」
年会費:カード77,000円
決済還元率:100円=1.3マイル
入会マイル;10,000マイル
継続マイル:10,000マイル
特別マイル:2,000マイル
搭乗ボーナスマイル:50%
ライフソリューションサービスボーナスマイル積算率:200%
マイルなどを貯めたい方には、思い切ってプレミアムクラスのカードを提案します。確かにゴールドカードよりも年会費は大きく上がりますが、継続マイルが大きいため十分ペイできると考えます。ゴールドでは継続マイルは2,000マイルなので、その差8,000マイル。JCBのゴールドカード年会費が16,500円のため、プレミアムクラスとは年会費およそ6万円の差がありますが、1マイルあたり10円の価値と考えると悪くない選択でしょう。
JCBを選択する理由は、他社よりも年会費が安価なためです。例えばVISAは年会費88,000円と1万円以上高額ですが、得られるマイルはほとんど変わりません(還元率は1.5%と少し高めです)。
ダイナースやアメックスのプレミアムクラスは年会費が15万円を越えるため、マイルの価値だけではとてもペイできず、他の魅力を感じられる方のみにおすすめできます。例えば、ANA航空券を購入時は還元率が2.5%になるので、年間100万円分の航空券を購入すれば2.5万マイルが貯まる(JCBでは1.3万マイル)と考えると、航空券を多く購入する方にとってはあり得る選択肢かもしれません。また、フライトボーナス積算率も50%と大きいのも魅力です。

<JALグローバルクラブカード(ローコスト)>
「CLUB-Aカード JALカードSuica」
年会費:カード11,000円
決済還元率:100円=1マイル
入会・継続搭乗マイル:5,000マイル、2,000マイル
搭乗ボーナスマイル:25%
JALの場合、JGC専用カードというよりは、元々のJALカードの機能・年会費・還元率などの条件はほぼ引き継いだものがデザインをJGC向けに変更して発行されると考えてよいでしょう。そのため、カードの選定方法はJGC達成以前とほぼ同じとなります。また、JAL CLUB EST会員はJGC会員になった時点で退会となります。
そのため、ローコストに徹するなら「JALグローバルクラブ CLUB-Aカード」の中で、好きなブランドを選べばよいでしょう。どのブランドでも年会費は11,000円と横並びです。VISA、JCB、Masterなど色々ありますが、特に拘りがないなら利便性を鑑みて「CLUB-Aカード JALカードSuica」とするとよいでしょう。より年会費が安い普通カードは、残念ながらJGCでは発行できません。
なお、ANA同様に、上級会員達成以前に保有しているカードがゴールドカードやプラチナカードであった場合でも、ダウングレードは可能です。
<JALグローバルクラブカード(マイル等を稼ぐ)>

「CLUB-Aカード JALカードSuica+ショッピングマイル・プレミアム」
年会費:カード11,000円+ショッピングマイル・プレミアム4,950円=15,950円
決済還元率:100円=1マイル
入会・継続搭乗マイル:5,000マイル、2,000マイル
搭乗ボーナスマイル:25%
マイルやLife Statusポイントを稼ぎたい場合も、費用対効果を鑑みて「CLUB-Aカード JALカードSuica+ショッピングマイル・プレミアム」がおすすめのカードとなります。年会費も普通のJALカード同じく15,950円になります。上述の通り、JALの場合はJGC以外とJGCではほぼ同じカードを発行するため、コストパフォーマンスなどを考えると同じ結論になります。
ANAと同様に、飛行機に多く乗るならプラチナ(アメックスor JCB)を選択してもよいでしょう。年会費がANAの最上位クラスよりも圧倒的に安価(34,100円)なので、JAL航空券取得時のアドオンの還元率がプラス2%であることを考えると、数十万円分のフライトですぐにペイできます。ただし、入会・継続マイルがCLUB-Aとプラチナで同じなため、フライトの予定が少ない場合は(ANAのプレミアムと比較して)おすすめできません。また、フライトボーナス積算率が全ての種類のカードで横並びなのも、おすすめできない理由の一つです。

次の記事:どんな人がマイルを貯めるべき?
前の記事:上級会員におすすめの航空系クレジットカードの考え方





