クレジットカード

改めて、クレジットカードとはどんなものか? フライトにおける役割は?

マイルを効率的に貯めたり上級会員を目指したりするときに、最も大きなファクターはクレジットカードと言えるでしょう。マイル文脈におけるクレジットカードの効果を理解しなければ、どのような活動も非効率になってしまいます。

<クレジットカードとは>

クレジットカードの見方

そもそもクレジットカードとは、クレジットカード会社が発行するカードを指し、購入代金の支払いを後ほどまとめて行うことができる決済手段です。利用者はカードを使って商品やサービスを購入し、後日カード会社に対してその金額を支払います。ほとんどのクレジットカードは、決済金額に応じて各社のポイントが貯まるサービスを提供しています。利率は0.5~2%程度(もっと多い/少ないものもある)が一般的で、これを還元率と呼びクレジットカード選定の代表的な基準になります。また、もう一つ大きな基準となるのは年会費ですが、これは(特にクラシックカード=ゴールドなどでない一般カードなどは)一定の金額を決済することで無料になる場合が多くあります。

クレジットカード会社には、有名なものにはビザ、マスターカード、アメリカン・エキスプレス(アメックス)、JCBなどがあり、それぞれ各社名のブランド(Visa、MasterCard、AMERICAN EXPRESS、JCB)を保有します。海外でも多く決済する可能性がある方は、VisaやMasterCardなどグローバルなブランドを利用すると良いでしょう。もっとも、最近は先進国を中心にいろいろなブランドがグローバルに対応しています。日本発で唯一の国際カードブランドであるJCBでも、還元率や年会費を見て選択肢としてもよいでしょう。

各クレジットカード会社は、アメックスのように他企業と提携せずにブランド名だけが記されたカードを発行することもありますが、他の企業と提携してカードを発行することが通常です。例えば、Amazon MasterCardや三井住友カード(VISAブランド)などがそれにあたります。

クレジットカードは名刺サイズのプラスチックにICチップが組み込まれたもの(実際には発行しないバーチャルカードは除く)ですが、その表面・裏面にはデザインと必要な情報が盛り込まれています。最近はナンバーレスカードと言って、セキュリティの観点から極力表面には情報を記載しないかつ、デザインを簡素にしたカードもありますが、日本ではアニメなどとコラボした期間限定デザインが施されたクレジットカードがよく見られます。ナンバーレスカード以外のクレジットカードでは、表面にはユーザーの名前、クレジットカード番号、クレジットカードのブランド(VISAなど)、提携企業のロゴ(AmazonやANAなど)、ICチップ(デザインというよりは、むき出しになっていないと機械で読み取れない)、各種決済の可否を示すマーク(IDやクレカタッチ決済、nanaco、QuickPay、Suica、WAON、楽天Payなど)が記載されています。昔は多くのクレジットカードで機械にスライドさせて磁気ストライプを読み込ませることで決済を行っていましたが、最近はICチップの部分を差し込むか、あるいはタッチ決済とすることが一般的です。また、クレジットカードの情報をスマートフォンに読み込ませることで、スマートフォンを利用して店舗で(クレジットカードを出さずに)決済することもできます。

クレジットカードと似たものとして、デビットカード、プリペイドカード、キャッシュカードがありますが、全てクレジットカードとは異なります。デビットカードは銀行口座と繋がっており銀行口座の残高の分だけ決済ができるカード、プリペイドカードは事前にカードにチャージ(ペイ)した金額が決済できるカード、キャッシュカードは銀行でお金を引き出したり預けたりできるカードです。最近はキャッシュカードと機能(カード)を兼ねたクレジットカードやデビットカードが存在するため、少しややこしくなっています。

<クレジットカードのランク>

クレジットカードのランク・選定基準

各社が発行するカードには、いくつかのランクがあります。これらのランクは発行企業により定義や名称がことなりますが、おおむね以下のような理解で問題ないでしょう。

クラシックカード:年会費は安価あるいは無料。クレジットカードの発行審査も特段厳しくなく、還元率もそこまで高くありません。ゴールドカード以上のランクで見られるようなサービスもあまりありません。付帯保険(旅行中のけがや、購入した商品の破損などを補償)は多くの場合ついています。ANAやJALでは、クレジットカードの中でも2段階にランクが分かれます。ANAの場合は「一般カード」と「ワイドカード」、JALでは「普通カード」と「CLUB-Aカード」。
ゴールドカード:クラシックカードの一つ上のランクのカードです。審査が少し厳しくなり、年会費負担が若干大きく(無料になるキャンペーンも多い)、また還元率も高いです。費用対効果のバランスが優れたカードと言えます。航空関連では、カードラウンジが無料で使えるサービスなどが付帯することもあります。ちなみに、シルバーカードやブロンズカードというものはありません。
プラチナカード:ゴールドカードより上のランクのカードです。多くの場合は申し込み+審査で取得できますが、カード会社からの招待が必要な場合もあります。年会費も数万円程度と高いですが、各種サービスの充実度も高いです。例えば付帯保険の金額が上がったり、高級レストランやホテルの招待券やクーポンが配布されたり、高級レストランの予約がコンシェルジュなどにより簡単にとれたりします。
ブラックカード:最もランクが高いカードの区分です。年会費は数十万円になる場合もありますが、このカードを利用するような顧客層にとっては大きな出費ではありませんそれ以外の方には、費用対効果がよいとは決して言えません)。カードの利用実績を積んで、カード会社から招待されることで入手できます。還元率よりも、コンシェルジュによる各種手配に関するサービスやカードそのもののステイタスが魅力的と言われています。

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