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ANAとJAL、どちらのマイルを貯めるべき(2/2:目指す上級会員など)

引き続き、ANAとJALどちらのマイルを貯めるべきか、各要素について説明いたします。
全2回の第2回目の記事です。1回目については、こちらの記事をご覧ください(ANAとJAL、どちらのマイルを貯めるべき(1/2:利便性やアライアンス))。

ANAとJALどちらのマイルを貯めるべき?

<最後の1マイルまで使う>

特典航空券の取得には数千単位のマイルが必要です。ですが、その額ぴったりのマイルをもっていない場合、端数の数百マイルは残ってしまいます。

JALの場合は3,000マイルあれば、三越伊勢丹グループで利用できるエムアイポイントや、ローソンなどで利用できるPontaポイントに、2,000マイルあればファミリーマートの商品券に交換できます。また、e JALポイントへは1,000マイル=1,000ポイントとして、またJALの決済サービスであるJAL PayのポイントであるJAL Payポイントには、500マイルから交換ができます。ですが、それ以下の端数のマイルは余ってしまいます。

一方ANAの場合は、1マイル単位でANA直営のネットショップ「ANAショッピング A-style」で利用できます。A-styleでは数百円の商品も多く揃っているため、残ったマイルを無駄なく最後まで利用することができます。

最後の1マイルまで無駄にしたくない人はANAのマイルがおすすめです。

<JALカード ツアープレミアム>

JALマイルは、JALカードツアープレミアムというオプションを契約した場合に、先得割引やツアーなど、通常ならマイルが加算されにくい(=フライトマイルが少ない)状況でも、普通運賃に乗った場合と同じ100%のマイルが加算されます。これは、国内線・国際線共通の事項です。ただし、カード年会費に2,200円(税込)を追加する必要があります。ANAにはこのようなサービスはないので、パックツアーなどを積極的に利用する方はJALがおすすめです。

<目指している上級会員・ミリオンマイラー>

もしANAかJALいずれかで上級会員やミリオンマイラーを目指しているならば、その目指す航空会社で搭乗するべきでしょう。マイルを貯めることで得られる特典航空券ではステイタスポイント(=上級会員になるためのポイント。ANAのプレミアムポイント、JALのFLY ON ポイントやLife Statusポイント)は得られませんが、獲得したマイルをANA SKYコインやe JALポイントに交換して、それを用いて取得した航空券によるフライトではステイタスポイントが貯まります。

またJALにおいて、2024年1月から上級会員を目指すためのポイントとして新たにLife Statusプログラムが導入されました。これにより、端的には永続的な上級会員資格(=JGC会員)をスピーディに得ることが相当難しくなりました。それ以前はANAとJALのそれぞれSFC、JGC会員のなりやすさはほぼ等しかったのですが、圧倒的にJALの(時間、金銭的なコスト的な意味にでの)難度が上がりました。そのため、早期に上級会員を目指すなら圧倒的にANAがおすすめです。ただし、じっくりと時間をかけて上級会員になることを目指すなら、Life Statusポイントの有効期限がないJALを検討すべきでしょう。

<マイルや各種ポイントの有効期限>

クレジットカードなどのポイントの中には、セゾンカードの永久不滅ポイントのように有効期限がないものもありますが、JALやANAのマイル、各ポイントには有効期限があります。

ANAマイル:積算月の36カ月後の月末(期間限定マイルなどは除く)
ANA SKYコイン:交換月より12カ月目の末日
プレミアムポイント:毎年12月末日で全てリセット
JALマイル:ご搭乗(ご利用)日の36カ月後の月末
e JALポイント:特典交換を行った日の1年後の同月末まで
FLY ONポイント:毎年12月末日で全てリセット
Life Statusポイント;生涯積算され続ける

つまり両社ともマイルは3年、ポイント類は1年ということです。ここに関しては、両社優劣はありません。なお、各社ともに上級会員のうち、さらに上位のクラスの会員になれば、特典としてマイルの無期限化(=有効期限撤廃)というサービスが受けられます。

<家族・知人の状況>

家族やよく一緒に飛行機に乗る知人がいるなら、その方とは同じマイレージプログラムを選んだほうがよいでしょう。旅行に行くのでも、どちらかが妥協して本来集めているマイルとは別の航空会社を利用するのは、あまり得策とは言えません。どちらかが我慢するくらいなら、なるべく同じサービスを利用するべきでしょう。特に家族内では揃えた方が無難です。逆に、友達程度なら現地集合、現地解散でもいいかもしれません。

<普段使いの店(マイルプラス店、特約店)>

各航空会社にはマイルを貯めるという文脈で提携している企業があります。それらの店舗をANAカードマイルプラス加盟店、JALカード特約店とそれぞれ呼びます。両者とも多くの企業と提携しており、コンビニエンスストアやガソリンスタンド、百貨店、不動産、保険など様々なサービスと連携しています。どちらか片方の陣営に入っている企業もありますし、一方マツモトキヨシなど両方の陣営に入る企業もあります。いずれにせよ、特約店でそれぞれのカードを持った上で決済を行えば、相応のマイルが貯まります。普段よく使う企業が加盟している陣営というのも、航空会社を選ぶ理由の一つになります。

<ポイント交換の比率>

マイル以外に集めたポイント(Gポイントやdポイントなど)を、マイルに交換する際、ANAマイルとJALマイルではそれぞれ交換のルートとレートが異なります。同じポイントを貯めていたとしても、ANAとJALでそれぞれ違う交換レートであることはよくあります。

例えば、エポスポイントはANAマイルなら変換率60%(エポスゴールドカードを持っている場合)になりますが、JALマイルへは50%の変換率になります。そういった事例は多々あるため、集めているポイントや手持ちのカードに応じて、どちらのマイレージサービスを重視するか決定するべきです。

次の記事:マイレージ会員とはどのような制度?
前の記事:ANAとJAL、どちらのマイルを貯めるべき(1/2:利便性やアライアンス)

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