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マイルと交換できるもの(2/4:特典航空券と交換レートの目安)

この記事では、マイルと交換できるものを紹介していきます。本稿以外でも、マイルと交換できるものを紹介する記事があるので、以下に記載します。
1. マイルと交換できるもの(1/4:どんなものと交換できる?)
2. マイルと交換できるもの(2/4:特典航空券と交換レートの目安)(本記事)
3. マイルと交換できるもの(3/4:変わった特典航空券など)
4. マイルと交換できるもの(4/4:特典航空券以外のもの)

<特典航空券の概要>

特典航空券とは、これまでに獲得したマイルと交換に入手する航空券です。マイルの交換対象としては、大本命と言ってよいでしょう。
マイルを特典航空券と交換すれば、航空券の取得に際しては実質無料で、国内だけでなく海外も含めてフライトを楽しめます。燃料サーチャージ代、空港使用税などの航空関連の経費含め諸費用は発生しますが、航空券代が浮くと考えると、海外旅行のハードルが随分下がります。しかも、ホテルの宿泊はマイルと交換できるところも多くあることを踏まえると、それと組み合わせれば旅程のほとんどはマイルでの支払いで楽しむことが可能になります。

また、もしポイントに余力があればファーストクラスでの海外旅行が楽しめるかもしれません。1マイルは1円ではなく、交換するアイテムによってその価値が変わり、その真価が最も発揮されるのがファーストクラスのチケットと交換した場合なのです。1枚数百万円にもなることもあるファーストクラスのチケットですが、マイルに換算すると数万マイルで済んでしまうこともあります。これは、他のポイントサービスとはかなり異なるメリットと言えるでしょう。そのため、ファーストクラスやビジネスクラスが特典航空券の醍醐味とも言われています。

しかし、マイルを貯めても希望の特典航空券に交換できない場合があります。人気路線や繁忙期では、希望する航空券がそもそも交換対象にならないことが多いのです。直前に空席が多ければ特典航空券として候補に挙がる場合もありますが、確実に搭乗したいのなら、普通に購入するなど別の方法にすべきでしょう。あるいは、人気路線ではないものにする、ローシーズンを狙うなどすれば、希望に少し近い航空券を獲得できるかもしれません。

また、各社発券について、発券できる期間とキャンセル・変更のルールが定まっています。また、オンラインでも電話でも手配ができますが、電話の場合は発券手数料として、ANA、JAL共に追加料金がかかります

なお、特典航空券による移動では、マイル及び上級会員になるのに必要なステイタスポイント(プレミアムポイント、FLY ONポイント、Life Statusポイント)は貯まらないことに注意が必要です。

ちなみに、マイルで得た特典航空券は家族にプレゼントすることも可能です。自分がその特典航空券を利用せずとも、家族旅行のためのチケット数名分などに交換できます。多くの航空会社は、会員本人のほか配偶者および会員の2親等以内のご家族などが利用できるようになっています。なお、友人・知人の方などには利用できません。

<特典航空券に必要なマイルの例>

マイル以外のポイントは1ポイント=1円の価値として利用する場合が多いですが、特典航空券と交換する場合、マイルも場合は1マイルが数円から最大30円程度の価値にもなります。これは簡単に言えば、本来は100,000円の対価が必要な航空券を、10,000マイルあるいはそれ以下で交換できる場合があるということ、しかもそのような例は珍しくありません。特に、ファーストクラスなど元の単価が高い座席ほど、その傾向が顕著です。

一般に、マイルの価値は以下のように言われています。
(各社の状況や、日程によって差分は発生します)
国際線のファーストクラス特典航空券=1マイル25円程度
国際線のビジネスクラス特典航空券=1マイル15円程度
国際線のエコノミークラス特典航空券=1マイル10円程度
国内線の特典航空券=1マイル4円程度
航空会社ポイント(ANA SKYコイン、e JALポイント等)=1マイル1.5円程度
その他のポイント(楽天ポイントなど):1マイル1円等

マイルの主な交換先(特典航空券)

実際の交換レートも見てみましょう。
以下、JALを利用して東京からニューヨークへのフライトを行うと仮定して、航空券を現金あるいはマイルにて取得した場合の必要費用orマイル数を記載しました。

結果として、エコノミーでは10倍、プレミアムエコノミーおよびビジネスクラスでは14倍、ファーストクラスでは最大30倍となり、つまり1マイル=30円もの価値がマイルには最大で備わっているということになります。

座席ごとの特典航空券費用目安

※1 「燃油特別付加運賃」や「航空保険特別料金」、ならびに各国政府・空港により出入国税、空港使用料をはじめとする税金・料金や各種手数料は除きます。
※2 ファーストクラスのみ、特典航空券交換レートが繁閑のシーズン差分があります。
※3 2024年1月30日時点で、繁閑共通及びローは2024年4月24日、レギュラーは同5月15日、ハイは同5月8日、日曜日&ローは同4月21日を調査しました。
※4 ANAはマイルで交換できる特典航空券は、国際線では往復しか取得できないため例示としてはJALを採用しました。

特典航空券に必要なマイル数の例は、およそ以下の通りになっています。

特典航空券に必要なマイル数の例(国内線)

特典航空券に必要なマイル数の例(国際線)

※1 国内線は東京発着で調査しました。
※2 「燃油特別付加運賃」や「航空保険特別料金」、ならびに各国政府・空港により出入国税、空港使用料をはじめとする税金・料金や各種手数料は除きます。
※3 2024年2月5日時点のデータを利用しました。
※4 ファーストクラスはレギュラーシーズンのデータを記載しました。
※5 ANAは片道の交換ができない場合があるため、JALのデータを利用しました。

世界中には何マイルでいける?

JALにおける片道のエコノミークラス費用一覧(片道。都市や国は主な例)
日本国内:4,000~10,000マイル
東アジア:7,500~10,000マイル(韓国、中国、台湾)
グアム:10,000マイル
東南アジア・南アジア:10,000~17,500マイル(ベトナム、タイ、フィリピン、シンガポール、インドネシア)
オーストラリア:18,000~20,000マイル(シドニー、メルボルン)
ロシア:9,000~17,500マイル(ウラジオストク、モスクワ)
ヨーロッパ:22,500~26,000マイル(イギリス、フランス、ドイツ)
中東:20,000マイル(ドーハ)
ハワイ:20,000マイル(ホノルル、コナ)
北米:25,000マイル(シアトル、ニューヨーク、シカゴ)

なお、上述の通り繁忙期と閑散期(ハイシーズンとローシーズン)や残席数などにより、必要マイル数が異なる場合がありますので、ご注意ください。また、これらはJALの例ですが、ANAも相場観はおおむね相違ありません。

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