上級会員

上級会員が受けられるサービス(2/4:”フライトまで”を快適にするサービス)

上級会員が受けられるサービスは多様に存在します。本稿では、「フライト“まで”を快適にする」サービスを紹介します。全4回の連載となります。他の記事は以下の通り。
1. 上級会員になると受けられるサービス(1/4:チケット関連のサービス)
2. 上級会員が受けられるサービス(2/4:”フライトまで”を快適にするサービス)(本記事)
3. 上級会員が受けられるサービス(3/4:フライトを快適にする、旅がお得になるサービス)
4. 上級会員が受けられるサービス(4/4:フライトには直接関連しないサービス)

<専用チェックインカウンター>

チェックインカウンターでは、チケットの発行やスーツケースの預け入れなどを行います。オンラインチェックインではない場合は、チェックインカウンターを利用する必要がありますが、上級会員専用のカウンターで手続きがあります。便によってはカウンターが長蛇の列になることもあります。上級会員専用でも列ができることはありますが、旅慣れている乗客が多いので、同じ長さの列でも圧倒的にスムーズに手続きが進みます。なお、上級会員専用のカウンターのみが混んでいる場合は、クレジットカードの種類によってはビジネスクラスカウンターなど他のカウンターを利用することもできます。

また、国内線の保安検査場や国際線の出国口も、上級会員専用のものが用意されている空港もあります。
連休や休暇シーズンなどのハイシーズンに飛行機を利用すると荷物を預けるだけで30分以上かかる場合もありますので、この特典の効果は大きいでしょう。

なお、チェックインカウンターでもステイタス毎に区分されています。上位のステイタス会員向けの専用のカウンターでは特に列が短く、またグランドスタッフのクオリティも高いためほとんど待つことはないでしょう。
もちろん、いわゆる平上級会員向けのカウンターもかなり空いてはいるのですが、平日の朝ラッシュの時間帯など、平上級会員が多いタイミングでは込み合います。ただし、そうした人たちは飛行機に乗り慣れている方ばかりなので、列の長さの割にはスムーズに手続きが進みます。

ちなみに、ステイタスがあまり高くなくとも、ファーストクラスなどの座席で搭乗する場合は、上位のステイタス会員向けのチェックインカウンターを使うことができます。また、ステイタスが高い会員がエコノミークラスの搭乗券だったとしても、それも上位のステイタス会員向けのチェックインカウンターを使えるでしょう。つまり「高いチケットを持っているか」あるいは「高いステイタスを保有しているか」のどちらかの条件を満たしていれば、上位のチェックインカウンターを使えるわけです。

また、オンラインチェックイン利用時でも、チェックインカウンターに立ち寄りグランドスタッフに座席を確認してもらうことで、より快適な座席に移ることもできます。もちろん運行状況や乗り継ぎ時間の確認なども可能です。

<専用保安検査場>

上級会員専用の保安検査場もあります。
専用保安検査場は、チェックインカウンターのすぐ近くやチェックインを行う建物の奥に設置されている場合が多いでしょう。主要な空港など、飛行場によっては専用レーンといって通常と同じ保安検査場に上級会員のみが利用できるレーンを用意して、他の利用者との差別化を図っている場合もあります。保安検査場もチェックインカウンターと同じく、ハイシーズンにはかなりの列になりますので、上級会員の恩恵は大きいでしょう。

また、これもチェックインカウンターと同じく、空港によってはファーストクラス(あるいはステイタス上位会員)専用の保安検査場がある場合もあります。

上級会員が受けられるサービス

<ラウンジ利用>

一般に、上級会員最大の魅力がラウンジなのではないでしょうか。ラウンジにより差分はありますが、無料の食事やアルコール類含む飲料が提供されます。また、Wi-Fiや快適な座席、国際線ではシャワーなども備えています。

飛行機は電車のように滑り込みで乗車できるものではなく、保安検査場を数十分前に通過する必要があり、その後の搭乗までに少し時間が空きます。特に国際線では十分に余裕をもって保安検査場を通過することが求められます。ラウンジはその際に利用されることがほとんどでしょう。その他、飛行機が遅れたタイミングや、あるいは降機後トランジットや電車の時間合わせのためなどに使うこともできます。ちなみに、降機後に利用できるラウンジをアライバルラウンジと言います。

上級会員以外でも所定の金額を支払えば利用できるラウンジもありますし、また上位ステイタスの会員のみしか利用できないラウンジもあります。

ラウンジは、上級会員は多くの場合で会員本人+同伴者1名が無料となっています。他のサービスは会員本人しか受けられないことがあります(少なくとも公式ではそういわれています)が、この特典は夫婦やカップルで安心して受けることができます。また、家族関連で言えば、ラウンジにはキッズルームがあるところもあります。旅行には長い待ち時間が発生し子供がぐずることは珍しくありません。そんな場合にはキッズルームが有効です。

その他、国際線のダイヤモンド会員向けなどハイエンドなラウンジでは、軽食だけでなく豪華なビュッフェ形式やコース料理が提供されることもあります。単純に楽しませる目的があるのもそうですが、これを食べておくと、機内食を食べずに到着までずっと寝ておく、という選択も可能になります。

ラウンジのシャワーは現地到着後あるいは帰国後、そのまま会社や取引先に直行する際に存外に重宝します。

<優先搭乗>

上級会員でない会員よりも早く飛行機に乗ることができます。正確には介助を必要とする方などの方が早く搭乗しますが、多くの乗客の中では比較的早く搭乗することが可能です。
飛行機は電車などと異なり自由席ではないので、早く飛行機に乗ってもメリットは少ないかと思いがちですが、早く飛行機に乗れば座席の近くの収納スペースを早めに確保でき、かつ他の乗客に荷物を置く場所をとられてしまうことが防げます。座席から遠くの場所に荷物が収められてしまうと、降機の際にまごついてしまいます。また搭乗口では、搭乗を待つ人の行列ができることもありますが、それも回避できます。混雑が発生する前にスムーズに機内に移動でき、出発まで座席でゆっくりと待てます。もっとも、上級会員の乗客が多い便ではそれでも列が発生することもありますので過度な期待は禁物です。

なお、エア・ドゥなどのコードシェア便では優先搭乗のサービスが省かれる場合もあります。

次の記事:上級会員が受けられるサービス(3/4:フライトを快適にする、旅がお得になるサービス)
前の記事: 上級会員になると受けられるサービス(1/4:チケット関連のサービス)

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