上級会員

ANAで上級会員になるプロセスはどんなもの?(1/3:概要)

ごくシンプルに言えば、「飛行機に乗ってポイントを貯めると、自動で上級会員になる」というのが上級会員になる(ほぼ)唯一の手法です。しかし、マイレージサービスは時を経るごとにどんどん複雑になっているため、よくよく戦略を練ったりシステムを理解したりしなければ、上級会員になる回り道を強いられます。

<ANAとJAL共通の考え方>

ごく単純に考えれば、以下の順に攻略していけば上級会員になれます。

  1. 航空会社のマイレージ会員になる
  2. 飛行機にのり、ステイタスポイントなどを貯める
  3. 上級会員になる条件を達成し、自動的に上級会員になる

端的にはこれだけです。登録して、乗ってポイントを貯めるだけ。それで自然と上級会員になります。
ですが、もう少し複雑に考えると以下のような順での攻略が推奨されます。

  1. ANAかJAL、どちらの上級会員をどのような方法で目指すか決める
  2. 航空会社のマイレージ会員になる
  3. 航空会社発行のクレジットカードを作成する
  4. 飛行機に乗り、ステイタスポイントを貯める
    (あるいは、それに準ずる所定の条件を達成する)
  5. 上級会員になる条件を達成し、自動的に上級会員になる
  6. 更にポイント等を積み上げ、より上位のステイタスの上級会員になる
  7. その上位のステイタスの上級会員であるうちに、「半永久的に上級会員でいられる権利」を申請する(※ANAのみ)
  8. 申請が通り、半永久的な上級会員になる(※ANAのみ)

以上です。少し複雑ですが、本質的には変わりません。
以下それぞれ、ANAとJALのケース別に解説致しますので、どちらの航空会社のどのような方法がご自身に合っているか、想像しながらお読みいただくと実践的です。

なお、ANAとJALで根本的に異なるのは、ANAはステイタスを獲得するための手段であるプレミアムポイントを獲得して、その延長線上に「半永久的な上級会員(修行完了)=SFC(スーパーフライヤーズカード)を取得する」がありますが、他方JALにはそのような手段ではないという点です。JALはステイタスを獲得する手段であるFLY ONポイントを獲得しても、その延長線上には「半永久的な上級会員」はなく、それを獲得するには別途Life Status ポイントというものを所定の数貯める必要があるという点です。2023年まではJALもFLY ONポイントを貯めれば半永久的な上級会員であるJALグローバルクラブ(JGC)に入会できたのですが、2024年よりその制度が失われました。

<ANAで上級会員になる>

ANAで上級会員になる2つのフロー

ANAで上級会員になる方法は、大きく3つに分かれます。

  1. ひたすらプレミアムポイントを貯める
  2. プレミアムポイントを貯める+ANAのサービスを使う+ANAカードおよびANA Payで一定金額決済する(ライフソリューションサービス利用のステイタス獲得)
  3. 100万ライフタイムマイルを獲得し、スーパーフライヤーズカードの申請資格を得る

王道は1の方法で、そしてこれまでの主流でした。

しかし近年、単純にプレミアムポイントを貯める以外にも新たな手法が出てきました。
それがプレミアムポイントを貯めること・ライフソリューションサービス(ANAマイレージモールやANAでんきなど)の利用実績・ANAカード等の決済金額実績を複合し、その条件を満たせば上級会員資格を得るという仕組みです。

また、100万ライフタイムマイルを獲得することでSFCの申請資格を得るウルトラCの手法もありますが、これは簡単に言えば「100万マイル分フライトする」ということが必要になります。これは東京沖縄間を500回以上往復する距離なので、そのころには別の手法で上級会員になっているはずです。そのため、検討の必要はほぼありません。というか、一般の方には全く現実的ではないでしょう。

この1か2、いずれの方法とするかは、それぞれの生活スタイルによると言えます。
特に2の方法について、ライフソリューションサービス自体は、割合簡単に条件を達成できます。しかし、カード決済額400万円/年というハードルは高く、努力や頑張りでどうにかなる問題ではありません。自然と400万円/年というハードルを越えられる方なら、2の方法の方がスーパーフライヤーズ会員(SFC保有者)にはなりやすいと言えます。

なお、獲得すべきプレミアムポイントは1の方法の場合は50%以上がANAグループ運航便由来、2の方法の場合は100%がANAグループ運航便由来でなくてはそれぞれいけません。1の方法の場合は、残りの50%はアライアンス運航便などで貯めることも可能です。なお、どちら由来のポイントがいくら貯まっているかは、ANAマイレージアプリなどで確認できます。

ちなみに、JALのように、積算搭乗回数がステイタス獲得の要素になることはありません。ご注意ください。

これらの方法があることを念頭に置いて、以下手順をご確認ください。
「プレミアムポイントのみ」と「ライフソリューションサービスの組み合わせ」の2通りの方法を別記事で記載いたします。

次の記事:ANAで上級会員になるプロセスはどんなもの?(2/3:プレミアムポイントのみ)
前の記事:上級会員が受けられるサービス(4/4:フライトには直接関連しないサービス)

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