ごくシンプルに言えば、「飛行機に乗ってポイントを貯めると、自動で上級会員になる」というのが上級会員になる(ほぼ)唯一の手法です。しかし、マイレージサービスは時を経るごとにどんどん複雑になっているため、よくよく戦略を練ったりシステムを理解したりしなければ、上級会員になる回り道を強いられます。
<ANAとJAL共通の考え方>
ごく単純に考えれば、以下の順に攻略していけば上級会員になれます。
- 航空会社のマイレージ会員になる
- 飛行機にのり、ステイタスポイントなどを貯める
- 上級会員になる条件を達成し、自動的に上級会員になる
端的にはこれだけです。登録して、乗ってポイントを貯めるだけ。それで自然と上級会員になります。
ですが、もう少し複雑に考えると以下のような順での攻略が推奨されます。
- ANAかJAL、どちらの上級会員をどのような方法で目指すか決める
- 航空会社のマイレージ会員になる
- 航空会社発行のクレジットカードを作成する
- 飛行機に乗り、ステイタスポイントを貯める
(あるいは、それに準ずる所定の条件を達成する) - 上級会員になる条件を達成し、自動的に上級会員になる
- 更にポイント等を積み上げ、より上位のステイタスの上級会員になる
- その上位のステイタスの上級会員であるうちに、「半永久的に上級会員でいられる権利」を申請する(※ANAのみ)
- 申請が通り、半永久的な上級会員になる(※ANAのみ)
以上です。少し複雑ですが、本質的には変わりません。
以下それぞれ、ANAとJALのケース別に解説致しますので、どちらの航空会社のどのような方法がご自身に合っているか、想像しながらお読みいただくと実践的です。
なお、ANAとJALで根本的に異なるのは、ANAはステイタスを獲得するための手段であるプレミアムポイントを獲得して、その延長線上に「半永久的な上級会員(修行完了)=SFC(スーパーフライヤーズカード)を取得する」がありますが、他方JALにはそのような手段ではないという点です。JALはステイタスを獲得する手段であるFLY ONポイントを獲得しても、その延長線上には「半永久的な上級会員」はなく、それを獲得するには別途Life Status ポイントというものを所定の数貯める必要があるという点です。2023年まではJALもFLY ONポイントを貯めれば半永久的な上級会員であるJALグローバルクラブ(JGC)に入会できたのですが、2024年よりその制度が失われました。
<JALで上級会員になる>

JALで上級会員になる方法は、大きく3つに分かれます。
- ひたすらFLY ONポイントを貯める
- JALグループ便に一定回数搭乗する+FLY ONポイントを貯める
- Life Status ポイントを1,500貯め、JALマイレージクラブ会員(JGC会員)になる
JALでは2023年までは2の方法がこれまでの主流でした。FLY ONポイントを貯める1の方法よりも、短距離路線をひたすら往復する手法の方が短期間かつローコストで済んでいたためです。またこの2の方法があるため、ANAよりもJALの方が(半永久的な)上級会員になりやすい、つまりSFCよりもJGCのほうが獲得難易度が低いと言われていました。
しかし2024年以降はFLY ONポイントを貯めても半永久的な上級会員であるJALマイレージクラブ会員(JGC会員)にはなれなくなった(元々は、サファイアまで到達すれば、JGC会員になれました)ため、1と2の方法で上級会員を目指す方は激減しました。なぜならば、一度修行すれば半永久的に上級会員になれるからこそ一時的な修行に価値があったのが、2024年からは一時的な修行ではそれが手に入らなくなったためです。なお、3の「Life Status ポイントを1,500貯める」というのは圧倒的に難易度が高いものであり、2023年までの修行と比較になりません。JAL国内線搭乗1回で5ポイント獲得できるため、単純に300回のフライトをすればJGC入会資格を獲得できますが、2023年以前はJALの場合50回のフライト(+15,000FLY ONポイント)でJGCに入会できたことを思えば、その差は歴然です。
これらの方法があることを念頭に置いて、「FLY ONポイントのみを貯めるor搭乗回数」で上級会員を目指す方法と、「Life Statusポイント」を貯めて上級会員を目指す方法の手順を以下ご確認ください。なお、一部ANAと情報が重複しますが、予めご了承ください。
次の記事:JALで上級会員になるプロセスはどんなもの?(2/3:FLY ONポイントor搭乗回数)
前の記事:ANAで上級会員になるプロセスはどんなもの?(3/3:ライフソリューションサービス)





