上級会員を目指すためのステイタスポイントである、ANAのプレミアムポイント、JALのFLY ONポイント(Life Statusポイント)は、飛行機に乗ることにより貯まります。旅行や出張で特に意識せずとも貯まっていくものではありますが、意識的に効率的に貯めるようなフライトを行うことで、より早期に、かつより上位のステイタスを狙えるようになります。

また、それ以外にも小技や大事な要素がありますので、まずはその下準備を以下紹介します。
<ANAかJALを正しく選ぶ>
得られるサービスは同じも、ANAとJALでそれぞれ半永久的な上級会員資格であるスーパーフライヤーズ会員(SFC保有者)とJALグローバルクラブ会員会員(JGC)で、なりやすさは全く異なります。短期集中でフライトをするなら圧倒的にSFCの方が取得しやすいのは間違いないです。一方で、長い目(5~20年)で見るならJGCを目指した方がよいでしょう。SFCを獲得になるためには1年間でポイントを集めなければなりませんが、必要なポイントは比較的少ないです。他方、JGCは必要なポイントは多いものの、ポイントの有効期限がないため、気を長くして目指すことができます。
なお、それよりも長いスパンでイメージしている人は、そもそもあまり飛行機に乗らない人なので、上級会員を目指す必要すらないのではないでしょうか。また、数十年も経つとまた仕組みも変わることが予想されます。
<上級会員になる手段を十分に考える>
上級会員になる手段は、ANAではプレミアムポイントのみを貯めるパターンとライフソリューションサービスを使うパターン、JALではFLY ONポイントを貯めるパターンと搭乗回数を稼ぐパターン、そしてLife Statusポイントを貯めるパターンがそれぞれあります。まずはどの方法で目指すかを自身のライフスタイルにあわせてよく検討すべきでしょう。
そしてもちろんその後も、いきなりフライトを始めるのではなく、しっかりとスケジュールや効率的な路線を選んでポイントを稼ぐべきです。
<コストを鑑みスケジュールを立てる>
スケジュールを立てるべきなのは、1年間のポイント獲得のスケジュールもそうですが、各フライトでのスケジュールも重要です。特に、1年間飛行機に高頻度で乗るため、相当の予算がかかります。例えば意味もなく現地に一泊してしまうスケジュールでは、宿泊代が発生します。日帰りのプランを考えるか、あるいははやめに宿を予約して安価に宿泊するのも一つの手段です。
どちらかというとトータルコストは国内線の方が安価に済むでしょう。国内線はぽっかり空いた休みでもさっと乗れますし、1日何便も乗ったとしても、日帰りもできます。また国内と国外(特に欧米)ではホテル代も全く異なります。更に、国際線ではサーチャージ代もかかる上に路線倍率(貰えるポイントの係数)が1.5倍以下になります。海外のフライトは航空券が安価でも、宿泊代や食事代を含めた諸経費を踏まえるとあまり費用対効果が高いとは言えず、単純に修行を行うなら国内線がおすすめです。またアライアンス航空会社のフライトで得られるポイントだけを集めても、上級会員にはなれません。
そして、社会人の方は突発的な仕事やプライベートの予定が入ることもあるでしょう。そうなると、前々からの計画が潰えてしまうこともあるはずです。〇日前までの予約でお得という安価な航空券を積極的に活用したいところですが、忙しい方は、高額ではあるものの予約変更ができるタイプの航空券を購入すべきかもしれません。もっとも、高額な航空券は積算率が高いので、ポイントを稼ぐという意味では(航空券によっては)そこまで悪い選択ではないでしょう。
<クレジットカードを選ぶ>
ANAカードやJALカードは、年会費がかなり安いカードも作れますが、マイルをたくさん取得することによるメリットが大きいことも考えると、少し年会費は張るものの、それなりのグレードのクレジットカードを用意しても損はないでしょう。特に各種キャンペーンや新規加入後に獲得できるマイルなどで、年会費分の元はとれたりします。
しかし還元率の良いカードの年会費が高いという事実は変わらないので、上級会員になったあとは年会費が安いクレジットカードに鞍替えしてもよいでしょう。
<乗るだけではなく、旅行を楽しむ>
はっきり言って、修行は「修行」という名が表す通り過酷です。ピストンフライトばかりでは、少々飽きてしまいます。そのため、ピストン以外の旅程では旅行を楽しむことが精神衛生上よいでしょう。ただし、その分コストがかかってしまいます。
結局のところ、上級会員になるべき人は修行じみたフライトも楽しめる人であることが多いので、慣れるよう訓練する必要があるかもしれません。実際、あまりの苦行で修行をあきらめてしまう人も珍しくありません。
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