マイル

フライトで貰えるマイルの計算方法はなぜ分かりにくいのか?

フライトでマイルを計算する方法は、シンプルとはいいがたいです。
(計算式の詳細については「フライトで得られるマイルはどう計算される?」などで解説しています)。
本稿では、なぜわかりにくくなってしまっているのか、について記載します。

フライト・ボーナスマイルの計算が分かりにくい理由

・ANAとJALで計算式が微妙に違うため:全然違うならむしろいいのですが、微妙な違いが混乱を招きます。
・聞きなれない用語が多いため:絶対的になじみのない用語が多いです。しかも、ANAとJALで同じ意味の単語が微妙に違います。
・変数が多すぎるかつ、その中でカテゴリー(クラス)分けが多すぎるため;主な変数は距離・航空券の種類・ステイタス・クレジットカードの種類です。その中で、航空券の種類とカードの種類が多く、それぞれ数十あります。しかもこれもANAとJALで微妙に違うのが、わかりにくさに拍車をかけています。
・覚えるべきところと、そうでないところが分かりくいため:計算式くらいは覚えておいてもいいでしょう。しかし空港間の区間マイルや、各航空券の種類で導き出される係数などを覚えても仕方がありません。どのステイタスがどの係数かくらいはわかっていると、修行に少し便利ではありますが、活躍の機会は少ないでしょう。
・マイルという言葉の種類が多いため:距離のマイル、ポイントのマイルがあり、更にポイントの中でもフライトとボーナスに分かれます。しかも、日本ではマイルという距離は一般的ではないことも混乱に拍車をかけます。
・めったに飛行機に乗らないので、意識しないため:電車のように毎日乗っていれば覚えることがあるかもしれませんが、飛行機ではそうはいきません。しかも、毎回行き先が違うことが多いので、この状況では電車でも覚えづらいでしょう。
・ステイタスポイントと混ざるため:上級会員になるために必要なステイタスポイントとマイルは、両方ともフライトで貰えるものです。しかも計算式が似ています。しかし、それらの役割は全く違うものです。
・ANA SKYコインともe JALポイントとも混ざるため:ステイタスポイントやマイルとはまた違う航空会社独自のポイントがあります。これは全然違う概念ですが、混ざりがちです。
・そのほか細かい要素が多い:上記以外にもまだまだ例外的な規定やルールがあります。例えば、特典航空券による搭乗ではマイルは貯まりません。また、アップグレード特典で搭乗した場合、マイルは購入した航空券の運賃に基づき増えます。こういったルールが多数あるため、覚えきることは難しいでしょう。フライトに全く関係なく、各種キャンペーンでマイルが貰えることもあります。

とにかく、よほどのマニアや飛行機ヘビーユーザーでなければ、全てを理解するのは難しいと言えます。でも、なぜわからないのかを整理すれば、少しは思い出すのに役立つかもしれない。

そのため、あまり飛行機に乗らない方は「乗ったらマイルがそれなりに貯まる」程度で理解を留めておくのが賢明かもしれません。「こう乗ったらこうマイルが貯まるから云々」まで議論したいなら、正確な定義と各種数値を覚えるべきでしょうが、そんな必要はあまりないでしょう。普通は調べつつゆっくりと考えることができれば十分です。

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